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まどろみブログ。

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オリジナル小説サイトを運営するものかきのブログです。

*パプリカ観ました 感想(ネタバレあり)

2014/07/02*Wed*

お久しぶりのブログですおはようございます。
今気づいたんですが、ブログわりと長いことやってるのに「おはようございます」の時間帯に書いているのは初めてかもしれません。理由はこの時間にはあまり起きないからです。朝は基本、起きることに心血注ぐ時間帯なので(ダメ人間)

本当にお久しぶりのブログ、かつ小説も更新が滞ってて申し訳ないです。
一月に一回くらいは更新しないとね(´・ω・`)

さて今回ご紹介する映画は


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(2007/05/23)
古谷徹、林原めぐみ 他

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↑こちら。
パプリカ、というとピーマンの色違いですが、こちらのパプリカは人名。
筒井康隆さん原作の小説「パプリカ」を映画化したものだそうです。
本を読んでから観るかどうか迷ったのですが、平沢進さんの「パレード」とか「白虎野」を先に知っていたので、映画の方を観る誘惑が強く、そっちに折れました。
いやー音楽が素晴らしかったです! そういえばOP、ED共に同曲使用っていうのは中々ないと思うんですが、私がただ単に映画観てないだけでしょうかね?
途中で狂気的なパレードの音楽が鳴るシーン(イントロからの盛り上がりがゾクゾクします)、映像の美麗さ、ひたすた「すごい……」と溜息がもれます。
内容的にはSF。
人の夢に入る「DCミニ」という機械の開発に携わる主人公、あっちゃん(クールビューティな女性)。
彼女は夢の中ではパプリカという女性に変貌して、他人が無意識に抱えている悩みなんかを解決する「夢探偵」として活躍しています。
ところがある日、そのDCミニが盗まれたという報告が。DCミニが盗まれてしまえば、そこから他人の精神へ接続が自由に行われ、接続された人はメンタルを操られてしまいます。そうなる前に、手を打たなくては。
そう思い行動するあっちゃんと研究員たちですが、時は既に遅く、事件は起こってしまう……!
しかしこれ、こういうあらすじがどうこうというよりは、ひたすら綺麗なグラフィックや、狂気的なエロや、声優さんたちの技量に肝を抜かれたり、アニメーターさんにお供えものをするレベルだと感動したりする、そういう映画だったなあって思います。
いやほんと、パレードのシーンは何回観てもトリハダです……!
ストーリーラインを追うより、何か考えながら観るより(考察すると楽しいんでしょうけれど)、頭をからっぽにしてずーっと見ていると面白いんじゃないのかな、と思いました。
私は考えても分からなかったので、よく分からないけど楽しかった!と結論づけました。

以下、ネタバレつき感想です。

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*スウィーニー・トッド観ました

2014/04/23*Wed*

お久しぶりです、三毛猫です。
ブログの広告表示ももはや何度目か(;・∀・)

さて今更ですが「スウィーニー・トッド」を観ました。
ミュージカルなのにR15とはどんな歌が流れるんだろう?と思いつつ借りてきました。
ジョニー・デップ主演。R指定のついた映画というのは久々にみたような気がします。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [DVD]スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [DVD]
(2010/07/14)
ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター 他

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↑これです。
ハリー・ポッター出演の役者さんが多いので、なにやらハリー・ポッターの世界に迷い込んだ気がしました。
「いらっしゃいませ、そして永遠にさようなら」というキャッチコピーは強烈だったので、公開当時からなんとなく覚えていたのですが、キャッチコピーから想像した内容とは全然違いました。

ミュージカルというのでもっとずーっと歌いっぱなし(オペラ座の怪人みたい)なのを想像していたら、わりとセリフは多めでした。ジョニー・デップが殺人鬼役というのは聞いていたので、ほうほう、と思いながら観てみたのですが、全体的に派手な血まみれパラダイス。
これはグロ耐性ない人が見たら吐いちゃったりしそうですね。
喉掻っ切るシーンがたくさーん。

ネタバレしないあらすじとしては、無実の罪で流刑にされた超腕利き理髪師ベンジャミン・バーカーが、妻子ともども不幸のどん底に陥れられたので、その復讐のために名前を変えてロンドンに舞い戻り、殺人鬼に変貌していく……というものです。
虫と血が苦手な方は観ないことをおすすめします。
以下、ネタバレつき感想です。

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*館シリーズ感想【ややネタバレ含む】

2012/07/04*Wed*

こんばんは。
こんばんは通り越しておはようございますの時間が近いですね。(これ書いている瞬間、午前1時10分です)
おはようございます。

さて、前から書く書く言ってた館シリーズの感想です。
館シリーズとは綾辻行人さんが書かれている「現実にはありそうにない館を巡って起きるミステリー」のシリーズですね。
順番は、
【十角館の殺人】
【水車館の殺人】
【迷路館の殺人】
【人形館の殺人】
【時計館の殺人】
【黒猫館の殺人】
【暗黒館の殺人】
【びっくり館の殺人】
【奇面館の殺人】
となっています。
私はまだ黒猫館の~までしか読んでないので続き読みたいのですが、暗黒館が複数巻にわかれているのでちょっと手をつけにくいのです。(資金的な意味で)

母と祖母にすすめたところ、二人とも非常にハマってました。
けれど母よ、お願いだから「この人犯人?」って訊くのやめてください、答えづらいから!
さて、追記よりネタバレありの感想です。

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*「レベッカ」

2011/11/17*Thu*

いやー、久々に「小説」を読んだ気がします。
ずっとここのとこ資料本とかだったもので。
ダフネ・デュ・モーリアの「レベッカ」。
ヒッチコック作品として映画化されているようですが、原作の方がより人間模様が怖く描かれてるんだろうなと思いました。多分。あとがきまで読んだ感じだとそんな印象受けます。
最近読んだ翻訳物の中で心に残ったものとしては、「エミリーへの手紙」もあるのですが、まあ、そのお話は別の機会に。
エミリーへの手紙が非常に心温まるストーリーだとすれば、こちらは徹底的に人間がいかに怖いかをひしひし感じさせてくれる本でした。色々物書きとして勉強にもなりました。
ページをめくりながら「どうなるんだ?どうなる?」とドキドキさせてもらいました。

「レベッカ」は、主人公わたし、が結婚したマキシム・デ・ウィンターの元妻。
「わたし」の名前は一切作中に登場しません。呼ばれる時は、結婚してからの「ミセス・デ・ウィンター」のみ。あとがきにも色々書いてあったのですが、個人的にはレベッカという強大な壁に対して名前を持たない私、という構図ができあがっていて非常に効果的な演出になっていると思います(意図的にせよそうでないにせよ)。
結婚したはいいものの、他人の上に立つことになれない階級層の主人公に対し、何でもこなし、社交界の女王であり、誰からも好かれ、趣味も一流の前妻レベッカ。
レベッカは既に亡くなっているのですが、それ故に戦うこともできず彼女の影に追い詰められていく主人公。
家政婦頭でレベッカを崇拝していたダンヴァーズ夫人は、主人公に事あるごとに歯向かいます。
主人公は果たしてミセス・デ・ウィンターとしてふさわしい女性になれるのか否か、そして物語の後半から伸びてくる死んだはずのレベッカの思惑とは。
ゴシックミステリーの金字塔という本作ですが、なるほどなあと思わされる貫禄を備えた作品でした。
ただただシンデレラガールが強くたくましく生きられるか、小姑(というか家政婦頭ですけど)のいびりをどうかわすのか、という女の戦いかと思ってたらミステリー要素も濃く、またオチがぞっとする怖さを放っていて驚きました。最後を見てからもう一度最初を見直すと、納得と共に改めて怖さが押し寄せます。

どうでもいい話ですが、ダフネの名前を確認するためにカバーめくったら著者近影みたいなとこに美人がいてびっくりしました。うお、美女だ!って感じですがこれ、肖像画?写真?気になる方は『新潮文庫の茅野美ど里訳・レベッカ』の上巻を御覧ください。
これでレベッカの元になったコンプレックス持ってたとか詐欺だ、と同じ女として言いたくなりました……。
まあ何が怖いって、こんな可愛い顔した人が、背筋が悪寒で震えるくらい怖い人間模様書いたってことなんですけどね!

実はこの作品を読もうと思ったきっかけは、ミュージカル「レベッカ」の市場面、ダンヴァーズ夫人とわたし、の掛け合い部分を歌にしたものを聞いたからなのですが、いやー。想像以上に人間こわい。というか、女が怖い。
以下かなりのネタバレ含むので追記にたたんでおきます。

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*【スティング】

2010/10/02*Sat*

ネタがない。
ので、好きな映画の紹介でもしようかと思います。
原題【THE STING】という、有名な映画です。この映画のヒットが現代映画のストーリー原点を作ったといっても過言じゃないんじゃないかと思います。
映画好きさんには是非見ていただきたいですね!

スティング [DVD]スティング [DVD]
主演:ポール・ニューマン ロバート・レッドフォード
監督:ジョージ・ロイ・ヒル


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*-*-紹介文-*-*
舞台は1936年のアメリカ、日銭を詐欺で稼ぐ若者ジョニー・フッカー。
彼はニューヨークを牛耳る大物ギャング、ドイル・ロネガンの運び屋にそれと知らずに詐欺をしかけてしまう。
馴染みの警部補スナイダーからそのことを知らされたフッカーは相棒と共に逃げようとするが、相棒は既にロネガンの手下によって殺されていた。
フッカーは、かつて相棒から紹介された大物詐欺師ゴンドーフを訪ね、共に大掛かりな復讐劇を仕掛けようとする。
「"殺し"はしない。俺たちなりの、復讐だ」
相棒の死によって次々と復讐劇に集まる大物詐欺師たち、フッカーを追うロネガンの刺客と刑事スナイダー、大胆にロネガン本人に接近するフッカーとゴンドーフ、そして彼らを取り巻く女たち。
思わず息を呑む緊張感の騙し合い、着実に迫ってくる「その時」、そしてフッカーに伸びる予想外の魔の手とは。
果たして彼らの復讐劇の結末は?
『明日に向かって撃て!』の黄金コンビが送る、傑作映画!

※以下ネタバレ含む感想です。未鑑賞の方はくれぐれもお気をつけて。


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